近くに来たので訪問。
19:07
店内自分一人。
前回の「カタメ」検証からの京急川崎店の流れから気になっていた、「柔らかめ」を検証することが今回の課題。
とりあえず食券購入。
前回は現金対応とのことだったが、今回は特に指示がなかったので普通に食券機で。
この使い分けの真相は分からず。
相変わらず真っ白の「小ラーメン」の食券を提出と同時に、
「柔らかめ出来ますか?」
「はーーーーーーーーーーーい」
過去一長い返事を頂く。
どこまで伸びるのか。とてもシュール。
見ていると、何とテボザルを二つ同時に使用している。
なんか麺が絡まりまくっている。
少しずつほぐしてはもう一つのテボに。みたいなことを、一気にやる訳でもなく何度か時間おきにやっている。
いやそれにしてもほんとめちゃくちゃ絡まっている。
通常茹でとかカタメとかの時は軽くお湯に漬けただけで提供していたので、逆にこんなに麺の絡まりを直す暇なんてなかっただろうけど。
・柔らかめにすると絡まりやすくなるのか?
・通常茹でやカタメような短時間だと逆に絡まらないのか?
・この日の麺が特別そう言う仕様になっていたのか?
など、色々と憶測が浮かぶ。
ひと段落すると、店主は色々と他の作業。
また、外に出たり奥の席に座ってぼんやりと待機したり。
その間にもたまに絡まり具合をチェックしたりもしている。
そうこうしているうちに新たにお客さんが。
特にカスタムオーダーなどはなし。
自分の麺と並行して茹で始めて、同じタイミングくらいで提供。
提供の際には、二つに分けていたテボを一つにまとめて湯切りをしていた。
結局7,8分くらいしてから、ようやくコール。
「ニンニクーーーーーーー」
「ニンニク少し ヤサイマシで」
「入れますかーーーーーー」
「ニンニク少し ヤサイマシで」
いや、語尾伸ばしすぎる。
どのタイミングで返事を言えば良いのか。
もう答えているので「入れますか?」までは言わなくても良いと思うのだが。
結局二回言うことになった。
着丼。
ヤサイはかなりの標高。
いつもよりも多いような?
これまで基本的には標高はあっても麓付近は余裕があったのだが、この日は麓付近もあまり余裕はない。
そしてヤサイコールをした後で足す様子もなかった気がしたが、ヤサイマシするだろうなと先読みされているのか。
もしくはたまたまか。
それともヤサイコール自体存在しないのか?特にルール書などは存在しない店なので真相は掴めず。
まぁでも憶測であるうちは、現在特に問題なさそうなので今の姿勢を貫いて良さそう。
相変わらず熱々シャキシャキ。
スープも並々で決壊しそうなので、恐る恐る食べ始める。
こちらも相変わらず熱々。
そして醤油がうまい。
今回課題の麺だが、こちらもかなりの熱々。
これまで食べてきた通常茹でやカタメよりもかなり熱く感じる。
熱々のお湯にふんだんに漬かっていた事もあって、その熱湯を麺がかなり吸収しているのだろう。
ズバズバ啜りたいけど、熱くてなかなか難しい。
仕上がり的には、京急川崎店に近いデロっと気味。
これはこれであり。
だけど、この店だったら小気味良さ優先で通常茹でかカタメの方が基本的には良いかもしれない。
それにしても、同じ麺のはずなのに、茹で時間わずか30秒から7,8分くらいと16倍近い振り幅があっても破綻しないのはなかなか驚異的。
豚はこれまで食べてきた中では一番くらい若干パサ気味でやや固め。
脂身成分は皆無で、携帯食品として有用そうな仕上がりでもある。
麺に含まれる水分量がが多いからか、野菜が多かったのもあってか、後半になってスープがいつもよりも薄くなってくる。
結果飲めるスープにはなったが、ここまで薄くならなくても良いかなと思った。
完飲。
それにしても汗がやばい。
汗が止めどなく浮いてくる。
サウナでもなかなかここまではいかないだろう。
熱い風呂に無理に長く浸かったみたいになっている。
各パーツ、特に麺が熱すぎた。
熱いことは重要なポイントだと認識しているが、ここまで熱くなくても良かった。
結論としては、少なくとも暑い季節の内は「柔らかめ」は辞めておいた方が良いかもしれない。
暑過ぎる。
逆に、暑くても逆に思いっきり汗をかきたいと言う場合にはうってつけだろう。
後、待ち時間も基本的なラーメン屋さんだと思えば普通くらいの時間かもしれないが、通常茹でとかカタメのファーストフード並の提供時間を知っている身としては、根本的に待ち時間が惜しい気もする。
BGMも何もない殺風景な中、ひたすら厨房を見続けるのも気まずいし、かと言ってスマホに夢中になってコールのタイミングに気付かずに粗相するのも避けたい。
若干所在なくソワソワした時間も、あまり心地良いものではないと言う部分もある。
と言う事で、基本はやっぱり通常茹で。
で、たまに気分を変えてカタメ。
と言うのはベターな気がする。