近くまで来たのでこちらへ。
長めの夏季休業が開けて選択肢も戻って助かる。
21:31
外待ち5人目。
際どくロットにあぶれる。
必然的にエアコンの室外機脇に待機だが、容赦ない温風。
豚は案の定売り切れだったので、大ラーメンで。
道路側一番手前席。
こちらの席の場合、カウンターが高くて店主がどういう仕事をしているのか見えないのだが、大きめのお玉の半分くらいのスープを少しずつ時間差で4,5段階くらいに分けて丼に注いでいくのが分かるが、それがこの店のスープの美味しさの秘訣なのだろうか?
一気に入れずに階層的に足していくことによって意図的にムラを作って複雑な味わいに仕上げているのか?
などと深読みしながら待つ。
あと、自分から一番離れている席、一番トイレ側の席の人が、確かに進行形で食べているはずなのにカウンター上部に普通にラーメンが乗っているのが気になる。
自分の位置からだと離れ過ぎていてよく分からないが、たまにSNSとかでもやってる人を見かけるが、まさかの二杯同時食いなのか?
とか思っていたらコール。
ニンニク少し ヤサイマシマシ アブラ少し
閉店間際ともあってか、ヤサイの盛りはマシマシとは言え少なめ。
まぁこの店のこういう部分は既に察しの通りなので何も問題ではない。
キャベツの色が白目でぱっと見ほとんどモヤシに見える。
適度なシャキクタ具合でうまい。
京急川崎店のヤサイは基本的にハズレがない気がする。
スープは深読みの真偽は神のみぞ知るだが、相変わらずうんまい。
ほっとする優しい味わい。
豚はブリやハマチの煮付けみたいなホロっと繊維で解けるような仕上がり。
余計な脂肪分は削ぎ落とされて上質なタンパク質成分のみで構成されていて、完璧な健康食。
柔らかい川崎ならではの麺は、前日食べた ラーメン こじろう 526 武蔵小杉店 のカタメ仕様の対極にあるような仕上がり。
優しくてうまい。
スープの味わい深さの部分からも両者似ている気もして来て、次回 ラーメン こじろう 526 武蔵小杉店 に行った際には「柔らかめ」を検証しても面白そうだとか考えてみたり。
そんなことを考えながら食べ進めていたら完飲。
閉店間際だった事もあってか、全体的に優しく落ち着いた一杯。
染みた。