カメコ二郎

ラーメン二郎を中心に食べ撮りの痕跡置き場。カメラを持って二郎に行きます。

ラーメン二郎 京急川崎店 - 2024初京急川崎。ほのかな酸味の香るスープは、若干化調が強くビリビリくるものの、薄味仕様とあいまって本当に飲みやすくぐび飲み完飲。柔らかな麺とシャキッとした野菜はちゃんぽん化して同時進行で食べ進めるのが吉。コントラストが楽しい。2024も健在そうで何より。同時に、閉店を思わせる ラーメン こじろう 526 武蔵小杉店 を偲ぶ。

2024年、初京急川崎。

21:00
空席ありですぐに入店。

大ラーメンを薄味申請。

食券購入の段から見えていたのか、大ラーメンというのは把握して既に丼を用意してカエシを入れて待って頂いていたようだが、そのままお玉で掬って戻す様子が見られたので、薄味自体は間違い無し。

そう言えば、この日ここに来る前に ラーメン こじろう 526 武蔵小杉店 の前を通ったが、看板らしきものが見当たらなかった。

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営業していなくとも、シャッターを下ろしている状態でも看板は見えたはずだったが。。。

確かタイ料理屋の隣。
通りがかった際、営業していてもおかしくない時間だったが、光が見えず。。。
夜で丁度軽く雨も降っていて、元々ここには存在しなくて別の場所だったか?などと、なんだか狐にでも化かされたかのような気分のまま、その時は軽く流してしまったが。。。

もしかして閉店したのか?
とか思い、改めてツイッターで検索してみるが、やっぱりそのように受け止めるしかなさそうである。

これまであったはずのものが無くなる感じ。
ラーメン二郎武蔵小杉店から始まり、一つの歴史が終わったことを改めて思うと、何ともいい知れぬ寂しさが込み上げてきた。

正直、自分としては二郎時代を知らないし、去年の前半に少し通ったくらいの新参者である。
それでも、硬さや味の濃さなど色々試して攻略した店の一つではあるし、思い入れも少なからずあった。

ツイッターとかメルマガとか、あちらから公式で発信する術のない店なので、実際のところ真相は分からない。。
が、なんだかふと人知れず亡くなってしまったような喪失感。
あのオンリーワンの麺を再び口にすることは叶わなくなってしまった。

奇しくも、この店を最後に訪れた時も、昼にこじろう、夜に京急川崎とはしごした日だった。

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こう言う部分からも、少なからず自分のブログで取り上げることができて良かったと思う。
「こう言う店があった」と言う記憶をいつでも呼び戻す事ができるので。

と言うことで、ちょっと沈んだモヤのような気分はこちらで供養することにしよう。

などと考えていたらコール
ニンニク少し アブラ少し ヤサイ

ヤサイがほとんど増えない店なので、これまでここではヤサイマシマシにしていたが、実際どれくらい変わるものだろうか?と言う疑問が前々からあったので、この日自分のすぐ手前の人が「全マシマシ」コールだったので見ていたが、わずかにそちらの人の方が多いかな?くらい。

最近なんとなく自分の中でマシマシコールというものが少しやんちゃに感じるようになってきた部分もあって、今後は大人っぽく落ち着きを見せるように「ヤサイ」で良い気もした。

黄緑のキャベツが鮮やかで目の保養。
そして丼の縁にピロンとはみ出たアブラがいかにも二郎っぽくて良き。

さて、いつも通り並々に注がれたスープから。

ほのかな酸味の香るスープは、薄味仕様とあいまって本当に飲みやすく、ぐびぐびといけてしまう。
しかし若干化調が強めか、ビリビリ来る感じあり。

麺はまた川崎らしい溶けそうな柔麺。

野菜と絡めてちゃんぽん化して同時進行で食べ進めるのが吉。
柔らかな麺とシャキッとした野菜のコントラストが楽しめる。

豚は適度な赤身部位。

個人的に結構好きなタイプ。

コロコロにほぐれて目黒店っぽくなる。

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完飲。

基本的に回転の速いこちらの店だが、思いの外緩やかなロットで、自分以外は全員小ラーメンだったのだが自分が一番早くに抜けた。
大抵ロット内最下位と言うくらいには食べるのが遅いことを自覚しているが、全員が今回くらいのペースだと安心感ある。
幸いに後続客もまばらで良かった。

腰痛を患って手術のため長期休暇していた店主さんだったが、助手さんとも変わらず良い雰囲気で健在そうで何より。
この日の一杯も、各パーツいかにもな京急川崎らしさが溢れていて、健在そうで何より。

同時に、ラーメン こじろう 526 武蔵小杉店 のあの不器用そうな癖の強い店主さんがどうしているのか、気になる所である。