カメコ二郎

ラーメン二郎を中心に食べ撮りの痕跡置き場。カメラを持って二郎に行きます。

ラーメンショップ 橋戸店 - 初訪問。ネギチャーシューメン中盛り+無料半ライス。メニューが絶妙に見にくい。ネギは素材自体の辛味が強めでビターで大人な味わい。大量大判チャーシューが原因かスープは気持ち冷めてしまう。食べ方やカスタムの余地はあると思うが、期待していた感動する程の境地とは至れず。

免許の更新のために二俣川へ。

いつの間にかシステムも色々バージョンアップしていて、免許証のICチップから情報を読み取って申請書類を作るようになって、ほとんど自分で記入する場所もなくなっていたり。
結構混雑を予想していたけど、思いの他スムーズに。
技術って凄いな。

そして二時間ほどの講習。
初老がかった男性職員の講義だが、しかし少し大きめなマイクを通した声ってなんであんなに耳に入らないんだろうか?
かといって地声だと小さすぎるだろうし。
適度にローミッド付近を押さえてやるとまだマシになりそうだが。

そして眠気の誘発が凄い。
かろうじて、かもしれない運転の話で、「脇からボールが転がってきました。あなたなら次は何が起きるかもしれないと予想しますか?って話になったんですけどね、元気な女性が手を挙げてなんて言ったかと言いますとね、猫が出てきます。って言ったんですよ。ええ、そこは子供でしょ?」
みたいな話をしていて、その時の講習ではウケていたのかもしれないネタだったが、今回はほぼウケていなくて。
その付近でようやく眠気が覚めたくらいには、何故かほとんど耳に入らなかった。

まぁでもとりあえず無事更新完了。
と言うことで、なかなかここまで来る機会もないので、ここまで来たら何かこちらならではのものを食べたい。

これまではラーメンショップ二ツ橋店が有力だったが、なんかチャーシューによって冷えていくスープに少し懐疑的になってしまった部分もあって、候補から除外。

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それ以外だと、
・ラーメンショップ 椿 希望ヶ丘店

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・ラーメンショップ 橋戸店

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が浮かんだ。

この二つだと、なんとなく個人定に橋戸店の方が気になったので初訪問。

12:20
通行量の多い道沿いに不意に現れる平家の現地に到着。

脇に駐車場はあったが、この交通量を気にしながらこの狭いところに入れるのはなかなかしんどそう。
自分は原付だったので、まぁ適当に邪魔にならなさそうなところに。

併設して隣には「そば うどん おにぎり」の看板の「たつみや」。
この店で提供していたカレーラーメンはこちらの店のものだったとか?

つい前日に、ラーメン こじろう 526 武蔵小杉店 の閉店を目の当たりにしたばかりだが、こちらも2023年をもって閉店。

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「長い間ありがとう」の、確かな人の文字による書き置きに、確かにここに人がいて往来していたんだなぁと分かると、尚更何か寂しさを思わせる。
対照的に、こじろう に関しては書き置きも何もなく、本当に何もない分、行方不明感というか「幻」感が高まるのだが。

入店。

コの字型のカウンター。
そして両端に座敷スタイル。

カウンター上部にメニューが。

これがまたなんと言うか、絶妙に見にくい。
なんだろう。なんでこの順なの?って言うか。。。
みそラーメンの間に岩のりラーメンコーナーがあったり、微妙にフォントがチグハグだったり。
もう少しカテゴリー分けとか整理できそうなものだが。
欲しいものが見つけられない感じ。

個人的にはどっちにしろ「ネギチャーシューメン中盛り」を食べようと思っていたのだが、そのメニューがどうしても見当たらない。
なんで「ネギみそチャーシューメン」と「ネギチャーシューつけ麺」はあるのに、普通のネギチャーシュー麺はないんや。。。

ネットで下調べしていてそのメニューを食べている人がいたので大丈夫だとは思うのだが、それがどこに書いてあるのか分からないと、なんだかモヤモヤしてしまう。
しかし出入り口で呆気にとられてボーッとしているのもなんだかよくないだろうし。

と思っていたら、助手のお姉さんが食器を下げに来たのかこっちにやって来たので、もう良いやと思ってそのタイミングで注文。

あと忘れちゃいけない半ライス0円も。

無料なものはもらっておくスタイル。

入り口すぐ右のウォーターサーバーにて水を汲み、さらにそのすぐ近くの空いたところに着席。

店内を見回していると、座敷方面の壁にも大きくメニューが。

こちらはこちらで、また入り口に載っていなかったメニューも色々と。
なんだと。。。
こっちに座った人しか気付かんやん。
そしてこっちのメニューにて、ようやくネギチャーシューメンの存在が。

うーん、これは初見殺し。

そしてまた分からないのが、例えば

ネギラーメン = 800円
ラーメン並 600円 + トッピングネギ 300円 = 900円

味玉ラーメン = 750円
ラーメン並 600円 + トッピング味玉 100円 = 700円

ネギモヤシラーメン = 800円
ラーメン並 600円 + トッピングネギ 300円 + もやし100円 = 1000円

と、固有名詞でメニューになっているものと、トッピングとして付けるものとで値段も変わってくるものもある。
これはまたどう言う事なのかと。
高田店で以前発覚した、チャーシュートッピングをすると同時にワカメも付いてきたみたいなことが起きているのだろうか?

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あと、「味玉ラーメン」と、「味玉ラーメン(二個入)」と言うメニューがあるが、それぞれ750円と言うのは、無印は1個入りなのに同じ値段なのか?それともただ重複しているのか?

困惑要素大渋滞。

普段よく行くラーメン二郎という店が、いかにシンプルなラーメン屋なのかが分かる。
ただメニューを決めるだけなら、二郎の方が遥かにハードルは低いかもしれない。

待っている間、お土産チャーシューを注文する人も結構見られた。
その際にアブラ多めのところか少なめのところか確認されていたが、指定できるようだ。
この日見た限りだと、傾向としては半々くらい。
キノコ派かタケノコ派か?みたいな派閥問題かな。

卓上はまぁよく見かけるラーショ。

餃子もあるので、それに特化した卓上も見られるのもポイント。
そう言えば今はもうやっていないが、無料で餃子もやっていたこともあったそうな。

そう色々考えていたら着丼。

高田店でもよく見るでかい直径の浅い青い杯の丼。
そしてでかいチャーシューが6枚、縁に沿って美しくに並べられて、見事にお花が開花。
ライスも「半」とのことだったが、これのどこが半なのか?と言うほどの普通にしっかり盛り。
見ただけでテンション上がる。

とりあえずスープ。

茶色く濁り気ありで透明度は低め。
程よくパンチあり。

自分の知っている限りの二郎で言えば、高田店が澄み切った上野毛店。こちらは少し微乳化で丸くした生田駅前店のような?

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ネギは結構素材自体の辛味が強め。

なかなかビターで大人な味わい。
序盤からもっと積極的にかき混ぜながら食べるべきだったのかもしれないが、終盤になってこのネギの辛さが濃く全体に回ってしまって、スープを含め全体的にちょっとハードな感じになってしまった。
もう気持ち甘みのあるタイプの方が個人的には食べやすかったかもしれない。

麺は思いの外黄色目。

そしていかにもなラーショならではの細い麺。
しかし普段二郎を食べている自分からすると、もう少し特徴が欲しいなぁと思ってしまう。
高田店でもそうしていたが、カタメにした方が自分好みになる可能性も微レ存。

ワカメは、高田店同様に食べ応えのある生タイプだが、高田店のように滑りけとか特に引っ掛かりもなくサラッとした仕様。

悪く言えばあまり特徴はない。
個人的には高田店の方が、この店ならではってならではという特色があって好み。

個人的に外食に求める部分として、「この店ならでは」と言うものを期待している。
あとは到底自分では作れないもの。
そうじゃないと、わざわざそこに出向く必要を感じないので。

チャーシューはかなりの大判。そして量も多く厚みも適度に。

しかし、これは見るからにスープに漬け込みたいタイプだと推測できる。
側面には明らかに脂成分多めの部分も見られるし、これはそのまま生でいこうもんなら、ベタベタと旨味よりもただ重い感じが主張してきそう。

しかし、このボリューム感からしてなかなか漬け込むスペースもないので、2,3枚ずつとか、順時しゃぶしゃぶして育てていく感じになる。
そうすると、案の定と言うか少しスープが温くなってしまう。

二ツ橋店で残念だったポイントだが、こちらでも同様のことが言える形に。
まぁ程度で言えば、二ツ橋店ほど温度が下がらずには済んだが。

そう言うバランスで言えば、チャーシューにおいては高田店くらいが丁度良いかもしれない。
そもそもの分量がここまで多くない分、器やスープに対して一通り漬け込みできるし、厚みもそこまでないのでその分冷やすことなく余熱で良い感じに仕上がる。 
結果としてここまで冷めない。

ここまでの経験則から、丼の縁に並べる系のチャーシューは見栄えは良いが実際は少し注意した方が良いかなと。
そう言う意味では、徳島鳴門にある 新ラーメンショップ北灘店 は、有無を言わさぬ「スープ水没系」で、個人的に今まで食べた一番良かったチャーシューメンかもしれない。

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まぁ生のままのチャーシューで十分楽しめるタイプの人なら良いのかもしれないが、自分みたいにもっと熱が入れば上手くなるのにと思ってしまうタイプの人間にはそこまででもないかもしれない。

そう言う意味でも、もし何かトッピングするとしたら冷める要素の無さそうなものを選択するのが、結果として正解かもしれない。
岩のりとか?

あと、ネギラーメン自体には青椒肉絲で使われてそうな長めの立方体に切り出されたコロッとしたチャーシューが含まれているのだが、個人的にはそっちの肉の方が好みだった。
事前にネギとクマノテなどの調味料と混ぜ合わせる事による下味の問題か?それとも切り出し方の問題なのか?部位とかそのものが違うのか?こっちの方が少し身が引き締まって凝縮したような旨味があった。

理想を言えば、ネギチャーシューメンにした場合、増えるチャーシューを全てあの切り出し状にしてもらって、全てをネギと混ぜ合わせた上でトッピングして欲しい。
ネギラーメンのチューシューマシマシ状態な感じか。

あの形の方がスープに落とし込んで馴染みやすいだろうし、温度も下がりにくい気もする。
個人的には、見栄え重視的にそんなに大判のままで食べたいみたいな欲はないので。

常連になったりしたらそう言うのやってもらえないだろうか?

この要望は荏田店でもチャーシューの系統的に似ている気がしたので、そういうスタイルも受け付けてもらいたい。

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そして肝心のチャーシューのお味はと言うと、勿論美味しいがそこまで感動する味というほどでもなく、それが大量という感じ。

ライスの炊き加減も、まぁ普通っちゃ普通。

初回だったので、どれが正解か分からず卓上とかも色々試したりしつつ、そのまま完飲。

と、個人的にそこまでラーメンショップの経験値がないので、とりあえず慣れている高田店と色々と比較してしまったが、期待していた感動する程の境地とは至れず。
食べ方やカスタムの余地はあると思うので、今回の感想が全てではないとは思うが。
そして、同時に近所の高田店もやっぱり悪くなかったという再認識もできた。

帰り道、二ツ橋店の前を通ったが、意外にも待ちなし。
以前訪問時はかなりの列だったのだが。
もしかしたら時間的にもチャーシューの売り切れ後とかかもしれない。

などと考えつつ、左上の奥歯に引っかかったネギが気になりつつ、帰路に着く。