お昼頃、ラーメン二郎について考察し合うLINEグループ(非公式)にて、メンバーの一人が、「令和初二郎を仙川でキメる」との事で、「一緒に行ける人は是非」との事。
今年のGWは特にそれらしい予定もなかったし、また来週からはゼンゼンも長期休暇に入るなど、微妙に不安定な時期でもあるし、丁度良いかなと、行くことを決意。
丁度ご飯を炊きかけるところだったが、炊く前で良かった。
さてこの日、昼頃は晴れていたのだが、出発前には小雨が。
まぁこの程度の雨なら、、、と原付で向かうが、到着頃には思いの他本降りとなった。
原付だと、知らない道はスマホのナビを使うのだが、雨だとなかなかそうもいかない。
若干不安だったが、先日一度行ったのをわりと覚えていて、そんなに迷うことなく思いの他早く到着。
17:05頃に店の前に。
オープンまではまだ25分あるが、既に7人待ち。
そういえば今日は、三田本店では、8:30分の段階ですでに軽く50人を超える並びがあったらしい。
[参考ブログ]
goodlifetb.com令和初二郎は聖地で!などと、集ったファンたちはみんな同じ思いで向かったのだろう。
さすがやなと思ったが。。。まぁうちらもそこまで人のことは言えない行動をしているということは否めない。
で、雨で顔や眼鏡がぐちゃぐちゃになったので、いったん西友のトイレで整えて戻って来た時には並びが10人に。
その後も、男性が一人こちらの方向に歩いてきたなと思えば、案の定その列に吸い寄せられるように後続するという形で、どんどん列は伸びていく。
メンバーが揃ったのが17:20頃。またこの3人である。
僕らも後続する頃には、角の中華屋を折り返してしばらく行った辺り。
ホームである友人も、ここまでの並びは見た事がないらしい。
まぁしかしえげつない時の蓮爾登戸に比べたら、このくらいは全然問題ないだろう。
この日は豚入りや豚ダブルは販売中止。
ラーメンか大盛りラーメンのみのシンプルな提供。
ということで普通のラーメンを選択。
客誘導についてだが、「先着7名まで食券見せてください」というアナウンスがあり、3人の中では僕が一番先頭に並んでいたのだが、丁度僕までで7人だった。
何も考えずに見せてしまったが、「もしかしてこれはまた僕だけ先のロットになってしまうのでは?」という疑念が。
店内に入る前に、3人ということを伝えると、後ろの一人の方を先に行かせるという形で調整できた。
同じ食券で、少な目とかそういうオーダーの人じゃなくて良かった。
店の左上付近。
いい感じのサイケ風グラデーションだなぁと思ってたけど、ただ何かの文字を無造作にかき消しただけのようでもある。
5/3~6で4連休らしい。
視察するメンバーら。
この日の客層は、なんとなし、慣れてそうな男ばかり。
女性客や、ふざけたプルカツ勢の姿は特に見られず。
まぁGWの真ん中にそういった人らが来るような場所ではないのは確かだろう。
こういう慣れてる人たちで構成された空気感は意外と好きだったりする。
こういう場合の、客たち含めて一丸となって作り出すえも言われぬ空気感というものが、二郎には少なからず存在する。
箸にうるさいメンバーの一人から割り箸が支給される。
つるつるで掴みにくい箸だと、そこに少し気を取られてしまい、ちょっとした雑念が入ってしまい、丼への集中力を欠いてしまうことがある。
令和初二郎を100%楽しむためには準備を怠らない。
余談だが、最近の自分のラーメン屋選びの考えを。
二郎やインスパイア、その他ラーメン屋さん、家の近くにも沢山店舗あり、特にこだわりが無ければすぐ近くのところに行けば良いし、コンビニのカップ麺でも良いはずである。
で、そんな中でもちょっと前までは、近くでそこそこ悪くない二郎系に通っていた。最高ではないけどまぁまぁいけるくらいの店。
しかし、最近は考えを改めて、近くだからって中途半端にまずまずの店舗に行くのであれば、もう10分15分足を伸ばして、最高の好みに近い店舗に行くべきなのでは?という思想に変わっている。
胃袋は一つしかないし、予算も限られてる中、一日当たりや、長い目で見て一生で食べられる二郎の量にも限界がある。
そう考え出すと、一食一食、折角食べるのであれば、新店舗や久しぶりの検証という場合以外は、基本的には妥協せずに自分の好きな店を選ぶべきなのではないかと。
で、そこに更に100%を目指すのであれば、店の備品で気に入らないもので自分の準備次第で補えそうなもの、例えば今回のように箸が気に入らないのであれば持参する、ということはとても有用なのでは?と思う。
まさに一丼入魂である。(大袈裟)
途中で、鍋二郎を買いに来る客がいた。
最近やっていないと断られていたが、「再開の目処はあるのか?」などと、こちらも聞きたい情報を質問してくれたが、まだ見込みはなさそうな返答であった。
しかし、この令和初日に鍋やるとかめちゃくちゃ楽しいだろうなぁ。と、やる気満々で来て、その予定が崩れたショックは想像に難くない。ご愁傷様でしたというしかない。
まぁ最近鍋やっていないという事は、当ブログでも他ツイッターなどでも、ネットで調べたらすぐに見つかる情報ではあったはずなので、この店舗は鍋をやっていたという事を知っているくらいなら、もう一つ踏み込んで調べて頂きたかった。
前回の記事でも書いたが、この店の厨房との境の上の壁一面に貼りめぐらされた名刺や定期券が、果たしてアブラ汚れなのか?ニスのアンティーク調なのか?を、検証のため触ってみようと思っていた。
が、席に着いた時には忘れてて普通に座ってしまい、店主が目の前にいるということもあり、一度座ると下手に立てられない状態。
なので、店を出る時に改めて自然を装って触ってみようと予定変更。
まぁそっちの方が、もしアブラ汚れだったとして手が汚れるなら、食べ終わった後の方がいいし。
で、触ってみた結果なのだが、少しベタっくらいで、指に特別に何か付いたような形跡はなく、どちらかといえばニスなのかなぁ、、という、なんとも判別の難しい結果に。
アブラが付いてからニスを塗って、また油で汚れてニス塗ってとかってことも考えられるかも?
とりあえず友人には、触ろうとしているのがかなりわざとらしかったと指摘される。
まぁ小心者なので、なるべく怪しまれずに一瞬触るくらいが限界だった。
券売機の横の壁がなかなかえらいことになってる。
前置きが長くなってしまったが、ここからようやくラーメンの話。
コールは、前回が「全部」だったのだが、今日は前よりもちょっとがっつり行こうと思い、野菜とアブラを一段回増した、
野菜マシ、アブラマシ、ニンニク、カラメ
で行こうと。
野菜を増すのであれば、カラメも増した方が良いのでは?と友人に突っ込まれたが、個人的にはしょっぱいよりは薄味派なので、カラメ一つ分で丁度良いのではと判断。
余談だが、カレーもルー少なめで大丈夫派。
他のメンバーは全部。
で、順番的に僕が最後だったのだが、そういったコールをしたら、助手の方に、「はい、全部~。」と、マシで伝えた部分を省略してまとめられた。
店により、「マシ」という言葉が1段階アップなのか?何も付けないのと同等なのか?という部分がまちまちなのだが、仙川店はどうやら後者のようだ。
ちなみに蓮爾やゼンゼンは前者である。全部コールよりも野菜マシとコールした方が盛りは確実に大きくなる。
ということで、仙川店では通常コールより更に盛りたい場合はマシマシコールなのだろう。
だが、マシマシは店によっては嫌な顔をされるらしい。
そういう意味では、蓮爾やゼンゼンは、意外と寛容だなぁと思う。(ゼンゼンの僕の好きなコールは野菜マシマシ、アブラマシマシ、ニンニク)
まぁ仙川店はどちらにせよ野菜の盛りは少ないと思う。
この日も、もう少し欲しいなぁという気がした。
次回は怒られ覚悟で、
野菜マシマシ、アブラマシマシ、ニンニク、カラメ
コールをしてみたいと思う。
ということでこの日の丼。
この日はニンニクの刻みが細かくさらさら系。
すぐにスープに溶けてしまいそう。
溶け切る前に、半分はお寿司のワサビ風に各具と合わせて頂くとおいしい。
アブラもいつもよりも細か目な刻み。
個人的にはもう少し大きめの方が好きかも。
豚はしっかり目のちょいパサ系。
もう少し柔らかくても良かったように思う。
友人いわく、休み明けの仙川は、材料が前に仕込んだ古いものの可能性があるとのことで、今日のパサ系はそういう部分なのではないかと。
言われてみればそう感じなくもない。
なので、材料が回転してる時期、一週間で見た時に週の中~後半頃、木曜日付近が仙川の旬な時期だとか?
だが、独特のしょうが感はこの日もいい感じだと思った。
スープは王道の醤油ラーメンを前面に感じる。
中華そばに近い。具にナルトやメンマが浮かんでいたら、まさにそうなっていただろう。
最近は、蓮爾やゼンゼンの変り種と続いていたので、尚更正当なラーメンを食べたという印象。
食べ終わり。反省会。
お腹は膨れてるはずだけど、重く感じずすっきり爽やか。ひとっ風呂浴びたような爽快感。
非乳化さっぱりでしょうがの風味という点が大きいだろう。
仙川の評価点はまさにここ。
これがあるからまた食べたくなる。
総括すると、令和初二郎には十分ふさわしい一杯だったように思う。
幸先の良いスタートとなった。