この日は昼にジロリアン友人が訪問。
そしてこんなレビュー。
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蓮爾
小豚アブラマシにんにくカラメ
オープン後のセカンドロッド。
写真の通りエセ一蘭方針。
くの字カウンターの真ん中だったからビニールあってよかった。
隣気にしなくていけた。
朝一だからか今日は非乳化〜微乳化なストレート蓮爾。
前回は土曜夕方のど乳化だったから印象はかなり違う。
が、美味い。
というかすごい。
味が強い!
醤油と豚感が真っ直ぐ攻めてくるイントロ一音目からバンドインのロックソング系。
カラメにしなくても良かったかも、と思わせるようなパンチ力。
ボディ持ってかれたぜ!
アブラはフワフワしっとりだがカラメのコートをまといしディーバ系。
このアブラヤサイにはハート持ってかれたぜ!
麺はゴワゴワわしわしちぢれの若い勢いで攻めていくスリーピースメロコア系。
すするとスープ飛び散るし、アゴとセーターのクリーニング代持ってかれたぜ!
ボディ持ってかれたスープに今日は少なめにしてないニンニクを混ぜて味変を楽しもうと思ったけど地のスープが強くてニンニク効果薄め、舌持ってかれるかと思ったけどこいつは参ったぜ!
まぁ食後にちゃんとニンニクを感じたことは言わずもがなだぜ!
お待ちかねの豚はアブラ率6割超え3ブロックと4割2ブロックのツインボーカルユニット体制。
ウデとバラかな。
エグザイルより濃いぜ!
6割超えの方は一口食ったら身の方だけ取れて二口目は巨大なラードブロックのお出ましだ!
スープに浸したらなんかすげ〜味してた。
こいつは後からほんとにボディにきたぜ!
身体中ボコボコにされながらも心はどんどん満たされていく、狭めなハコで爆音で好きな曲聴いてる感じ、あの高揚感と同じだ!
そんなラーメン
美味かったな〜。
そんな感じ
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こんなん聞かされたらと二郎モードになってしまい、また豚星。でも行くかなーと思っていたが、仕事の流れで溝の口方面へ。
ここまで来たら後は246をちょっと行けば済む話。
ということで来てしまった。
18:10 着。
心なしかブラインドをいつもより開け気味で、中の光が漏れている。
いつも通りの小で麺増し申請。
噂通り席数少なめに、4席3席という形でビニールセパレート。
一蘭方式とはいうが、透明なので顔隠しという効果はなし。
内1席はコップやコショウ一味置き場。
各テーブルから手の届くところにコショウや一味はなくなっている。
スタイリッシュ系インスパイアのハイパーファットンやMEN YARD FIGHTのホアジャオもこのスタイルだ。
ビニールは、角材をカウンター天井に直接打ちつけ、金属棒の重しと養生テープといった仕様だ。
直接打ち付けは思い切った気がした。
スタッフは店主と黒タオルさん。
スタッフによって空気感が変わる蓮爾、個人的に一番好きなペア。
この日は先輩常連方と店主の話が弾んでいるようだった。
海外旅行や北海道の名産、車の話など、多岐に渡る。
そして面白いことに、どのジャンルにおいても店主の方が客よりも一つ詳しい情報を持っているということ。
基本は客の土俵の上での話なのに、である。
あのやたら博識なのはなんなのだろうか?
自分も知らない香川県のお店とか知ってたりするしなぁ。。。
これをいわゆるBGMとするのもちょっと面白い。
そういえば店のカレンダーは5月になっていて、GWの連休期間特にどこにも×マークがついていなかったが、どうするのだろうか?(単にまだ何も書いてないだけな気がしたので)
今回は先輩方に忙しくしていたので、結局自分とのやり取りはなく軽く会釈くらい。
このご時世やし流石に「ゴールデンウイーク帰るの?」って話にはならんかったな。
店を出てしばらくしてから、逆にこっちから「ゴールデンウイークやるの?」って聞けば良かったと後悔。
なんだかんだ話しかけてくれるのはいつも向こうからやったしなぁ。と。
で、戻ってラーメンの話。
店主の時はなんか茹で時間が体感早いイメージで思いの外早くコール。
ニンニク少し、アブラ少し、ヤサイ、カラメ。
置き箸がなくなっていると思ったら割り箸が刺さった状態で提供。
まぁいつもの箸だと麺が掴みにくいので、割り箸の方が食べやすいから良いかもしれない。
豚はいつものベーコン系とやたら染まったやつ。
ベーコン系も嫌なアブラ分少なめでめっちゃうまい。
麺はいつもよりもゴツゴツ感少なめで少し綺麗目。
しかし凶悪なボキボキ感は健在。
重力に反して立っているやつもいる。
豚星。の麺と比較すると、やはり間違いなく本物を感じ取ることができた。
野菜は少しシャキ系で、後半のアブラの重さに対する清涼効果として良い働き。
しかしこの日はいつになく重かった。
あとを引く重さで、翌日の夕方くらいまで何も食べなくても良さそうな気がした。
まぁでもポジティブな重さと考えられるのはこの店ならでは。
改めて、定期的に摂取必須なラーメンだと感じさせられた。
このご時世で大変かもしれないけど応援したい。