カメコ二郎

ラーメン二郎を中心に食べ撮りの痕跡置き場。カメラを持って二郎に行きます。

蓮爾 登戸店 - 各パーツ自分好みのチューニング。提供トラブルによるウズラのサービスはなんともハードボイルド。嫌いじゃない。

こちら方面の仕事帰りに立ち寄り。

21:03
外待ち二人目。

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売機が千円札を本当にゼンゼン読み込まない。
お札を縦に折ると読み込みやすいと案内されるが、それでもゼンゼン読み込まない。
挙句「ピー」って言う発信音にて券売機エラー。
もうそろそろ年季物やな。
とりあえず普通の小ラーメンを麺増しで申請。

7番席。
待っていると、何やら厨房の方にて注文ミスが発覚してそうでちょっと修羅場なやりとり。
「つけ麺とそうじゃないのの違いくらい分かるだろうが」的な。
まぁそれはごもっともやと思う。
そしてその場の空気は凍り付いている。まぁ蓮爾劇場。

前にも、麺増しやら豚増しやらが通っていなかった事があったけど、ピアス助手さん注文復唱してるししっかりしてそうだが意外としっかりしていないところある。

www.camekojiro.com

途中で「作り直します、時間かかってしまいますがすみません」みたいなことを赤鉛筆現店主氏自ら伝えに来たが、そのロット分全部作り直しなの?って言うくらい結局待つことになり、次のロットの人とまとめるような形でコールタイム。

ヤサイマシマシ カラメ少し ニンニク アブラ

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野菜が割とクタ茹でで甘味が出ててうまい。
これくらいの茹で加減が一番野菜の旨みが出る気がする。

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アブラと絡めて食べると更にジューシーな旨みたっぷりサラダへ。

スープは甘じょっぱながらも突き抜けるようにキレがある淡麗系。

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かなり好きなチューニング。
もう少し乳化してくると若干ベタつく感じが出て後味もしつこくなってくるのだが、これくらいがすっきりしてて好きだな。
そして前から思っていたが、赤鉛筆氏の作る蓮爾は、これまでいろんなスタッフの蓮爾を食べてきたが、一番スープの温度が高く、そして保温作用もある気がする。
この点はかなり加点ポイント。
蓮爾といえばどちらかと言うとすぐに冷めるイメージがあったが、最近はそうじゃなくなった。
寒くなってきたから助かる。

豚は色濃いめと色薄め。

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小振りだが解けるように柔らかで旨み濃縮。
麺の箸休めに。

麺は相変わらずの蓮爾。

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これがやはり蓮爾の本体。
「今自分麺食ってる」って身体中で感じる。

食べ進めていると、中の方に春巻きの皮みたいな麺も。

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味は麺と同じなのだが、食感や見た目になんか面白かった。

そして更に終盤、なんとウズラが一粒。

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通常ラーメンには入っていないものである。

もしかしたら、お待たせしてしまったお詫び的なものかもしれない。
店側からは特に何も言わないのは、他のお客さんの目もあるからだろう。
やりとりがなんともハードボイルド。
こう言う部分は嫌いじゃない。

うまかった。

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トラブルはあったものの、特にスープがかなり好きな感じだったし、麺を無心に喰らうと言う蓮爾ならではの境地にも達せられたので、かなり満足な一杯だった。