こちら、元直系店の王道家の派生店。
血縁で言えば吉村家にもかなり近目の親戚関係で評判も良さそうなので以前から少し気になっていたが、今回タイミングが重なり初訪問。
空席はあれど、丁度人が入って食券を買うところだった。
割とゆっくりとマイペースにメニューを選ぶ高年齢夫婦だったので、まぁこちらも初訪問だったのである意味店内を物色する良い機会。
券売機横には阪神タイガース。
店名からしてもファンなのだろうか?
あとは「百名店」のステッカーは良いにしても、「I (ハート) BRAZIL」「うどんが主食」など、なんだか的を得ないステッカーも。
券売機はこちら。
他にも、席でお会計の「ラーメン賄い飯セット(¥900)」というものもある。
これを食べたい場合は食券を買ってしまうとNGなので、気を付ける必要がある。
ということで、こちらのラーメン賄い飯セットを「中+¥100」で、好みは全部普通で頂くことにする。
角の席に。
水が汲みやすい位置。
卓上。
賄い飯が先に着丼。
7mm角くらいのコロコロチャーシューにネギと醤油(かえし?)仕様。
そしてラーメン着丼。
チャーシューはいかにも生っぽい色だったので、いきなり手を付けずに余熱調理をしてから手を付けることにする。
スープは杉田家ほどではないが、その系統特有のちょい透明感あって程よく奥行きの深い味。
麺は普通でも適度にカタメ。
カタメを注文する人が多くてデフォルトがこういう仕様になっているのかなと推測される。
直系らしい太さで若干丸っこい。
結構好きな固さ。
気付いたら卓上なしで食べてしまってたっていうくらいの中毒性はなかったのと、初めてだったので、経験的に卓上を一通り少しずつ投入してみる。
若干ごちゃごちゃになった感はあるが、これはこれで良い味変。
海苔巻き賄い飯は間違いなく正解。
チャーシューはしばらく育てても、デフォルトが若干赤目だったのもあるか、そこまで変化を感じず。
まぁでもこれ以上漬けてても変化は見込め無さそうだったので食べてみると、実は十分完成されてて思いの外うまい。
直系っぽい若干スモーキー感も良い感じ。
めちゃくちゃ感動するまではいかなかったが、評価されているのが分かる良い家系だった。