カメコ二郎

ラーメン二郎を中心に食べ撮りの痕跡置き場。カメラを持って二郎に行きます。

ラーメン二郎 京急川崎店 - 右腕の不調明けの一杯は、癒し二郎の代名詞であるこちら。豚は、脂成分がごっそりと抽出されてタンパク質成分の原石みたいなやつでホロホロに崩れる。ジューシーさはもう気持ち残っていて欲しかった。その他パーツはいつもの変わらぬ安心の味。

前回のラーメンから結構間隔が空いてしまったが、実は先週後半から右肘がまともに曲がらなくなり、ちょっとした重量物も持てなくなり、右手を伴う動作がまともに機能しないという事態に陥っていた。

例えば、肘を曲げられないのでご飯を口に運ぶ事すら厳しい状況。
菜箸のような長い箸を使えば肘を曲げなくても口まで届けられるかもしれないが、それは外聞的にもあまりよろしくないので外食は厳しいものがあった。
ましてや、ロットを考慮した最低限のスピードが問われる環境は厳しい。ラーメンをカウンター上部から下ろす作業も、重量的に困難だったと思われる。

結果として食べられるものと言ったら、左手で手掴みで食べられるものと言う選択肢になり、おにぎりとかパンとか寿司みたいなもの、尚且つ遠出もできなかったので、調達は近くのスーパーに限る、といった状況だった。

他にも、歯磨きとか着替えとかヘッドホンを付けるとかヘルメットを被るとか、日常生活のあらゆる部分に支障が。
右手がまともに曲げられず持てずっていう状況、本当に不便だなと改めて痛感。

しかも、久しぶりに演奏の仕事も舞い込んでいたタイミングで、それが困難になってしまったのも痛かった。
と言うか土壇場の欠員で迷惑をかけてしまったのが辛かった。
まぁブランクがかなり空いていたし、まだ自分にとってそのタイミングではなかったのかもしれない。と言い聞かせるしかない。

どうしてそうなってしまったのかと、思い当たるところで言えばとても馬鹿な話だが、下手な筋トレからの変な体制で寝てしまったと言うことに尽きる。
病院に行こうかとも思ったが、以前にも同じようなことをやらかしたことがあって、その際に病院に行ったらかなり待たされた挙句に高いレントゲンだけ撮って特に何も解決しないという処置で、時間と金を無駄にしただけだったことを記憶していたので行く気にはならなかった。
その後接骨院に数日行って、結局それが効果的だったかどうかは不明だが、いつの間にか自然治癒していたと言う感じで、結局時間が解決するものと言う感じだったので、今回もそう言う感じかなと。

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で、何が言いたかったかって、そう言う状態だったので、間隔が開いた割にはあまりラーメン欲への発作が起きていなかったと言うこと。
もしラーメン欲を抑えたかったら、本当に食べられない状況に自分を落とし込むと言う力業は効果的かもしれない。全くお勧めはしないが。

と言うことで、復活一番はどこで食べるかと。
良いタイミングでこちらの近くまで来たので訪問。

18:43
お店裏手側に接続。

個人的にこの店にしては結構な並びのタイミングでの接続となるが、まぁ腕の病み上がりを考慮すると、癒し二郎の代名詞であるこの店が丁度良さそうだしありかなと。
並びに関しても、そこまで回転も悪くない店だし気になるほどではない。

しかし室外機が容赦なく暑い。

たまに電信柱でガードできるタイミングはあるが、店横エリアはなるべく早く切り抜けたいところ。
そこが開けると扇風機もあってかなり快適になる。

快適指数が全然違う。

前ロットが空いて指示が出たら食券購入。
ダブルは売り切れで豚は生き残り、と言う状況。
大豚とただの大と迷ったが、個人的に遅い時間に行くことが多く、半分くらいの確率でただの大だしそれでもいつも満足しているので、今回はあえてただの大(930円)で。

道路側端席。
最近この席に当たることが多い。解放したドアの間近で空調効果があまり効かないので、この季節ではハズレ席とも言えるが。

カウンター上部に、ちょっとした金魚鉢くらいのでかい青い丼があって、その中に脂がフヨフヨ。

こ、これは一体、、?

しばしあってコール。
豚はデフォルトなので、ヤサイは躊躇なくマシマシで行こうかと。そこまで増えないのは想定済みだが。

ニンニク少し ヤサイマシマシ アブラ少し

ヤサイは適度にクタ。
前回は歯応えがないほどまでにクタだったので、今回くらいがベター。

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並々注がれているスープが目につくので、少しでもカサを減らした方が決壊のリスクも減るだろうことから、序盤から積極的にスープを飲んでいく。

これがまたほっとする味でぐびぐびいける。

麺は、京急川崎らしさ溢れる柔らか仕様。

口当たりもすべすべ。

豚は、脂成分がごっそりと抽出されてタンパク質成分の原石みたいなやつ。

箸で掴もうとするとホロっと崩れる。
脂身苦手な自分にとって、これはかなり好みなやつかもと思ってマシにしなかったのは失敗か?と思ったが、アブラ成分がちょっと抜け過ぎて喉も渇きやすいパサ気味。
もう気持ちジューシーさは残っていて欲しかった。
と言うことで、増していればと後悔する事態はひとまず回避、精神は保たれた。

スープはどれくらい飲もうかなぁとか考えながら飲んでいたら、いつの間にか結局完飲。

今回は、求めていたよりも気持ちフックが弱くて、明日も食べたいまでの中毒感はなし。
まぁ一般的な考えからして毎日食べるのはあまり好ましくはないと思うので、これくらいが良いところかと。
なんとなく適度に謙虚な気持ちになれる部分が、いかにもな京急川崎らしい一杯。