先日食べた仙川店がドンピシャで、その味を求めるようになっているのだが、いかんせん少し遠い。
自分の近くで言えば、中山駅前店や京急川崎店があるが、それよりも非乳化を欲している。
という事で思いつくのは、非乳化二郎代表とも言える上野毛店。
こちらはなんとなく自分の中ではナンバーワンになれない二郎なのだが、今ならなんか良い感じに食べられそう。
という事で、毎週の夜勤ルートとしても行き易いこちらへ、ラストロットくらいを狙って行ってみる。
21:35着。
運動部系大学生?の団体がいて並び多数。
まぁでも許容範囲。
大ラーメンを。
角席。
麺カタカタ申請。
コールは、取り急ぎ前回のデータから、アブラコールをオミットしてちょっとスルッといけすぎた印象あったので、でも下振れだと嫌だなぁという事で、まぁ中間を取ってアブラは少なめで行こうかと。
あとはニンニクと野菜かな。
着丼。
まず野菜。
一口食べて思ったのが、「モヤシが甘い」
茹で加減もクタまで行かずシャキまで行かず。ちょうど良い塩梅。
それに甘みが伴い絶妙。新鮮味を感じる。
今まで上野毛店で野菜を特筆して評価した事がなかった気がするが、今回はやたらうまい。
今後うまい野菜の条件に、甘味を感じるかどうかという部分を一つの指標としても良いかもしれない。
以前下振れだったアブラはなんとも潤いを放っている。
フヨフヨと綿雲のようなスライムのような。
少なめコールしたけど意外と多いのは嬉しい誤算。
むしろ少なめコールしなくて良かったかも。
豚は思いの外柔らかく、味というか出汁がしゅんでいるような奥行きのある旨味。
ここの豚はパサり易いイメージがあるが、この日は上ブレ。
豚増ししても良かったと思ってしまう。
麺は程よく形状記憶状態のカタカタ。
噛み切った断面には少し芯が見られる場面も。
オーションも感じられてうまい。
ニンニク醤油を感じるスープも重すぎず軽すぎず。
求めていた感じ。
なんだか各パーツ絶好調。
今まで食べて来た上野毛で一番の出来じゃないか?
しかし自分の体力の衰えか、大は結構多く感じてくるようになった。
ちょっとやられそうになるくらいが醍醐味と言えなくもないけど。
今回のクオリティだったら、小豚がベストな選択だったかもしれない。
しかしたまにこういうの出してくるからやめられない。
面白いところや。