カメコ二郎

ラーメン二郎を中心に食べ撮りの痕跡置き場。カメラを持って二郎に行きます。

家系ラーメン大輝家 日吉店 - "麺硬め味薄め脂少なめ" 中盛り。3度目の訪問にしてようやくこの店の食べ方が分かった気がする。ザラつきのある麺、スモーキーなチャーシュー、清涼効果のコーン。各パーツしっかり個性あり。このエリアの個人的暫定最適解かも。

この日は二郎に縁がないまますっかり深夜。
地元まで戻ってきたところで久しぶりに訪問。
このエリアだったらこれまでは "極楽汁麺 らすた" 推しだったが、あの店に漂う獣臭がどうしてもそこまで好きにはなれなかった。

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気にしないように好きになろうともしたけども、そう言う問題でもない気もして選択肢からは除外。

23:45

営業時間は
月-土 11:00-24:00
日 11:00-23:00

閉店間際とあって空席もあり。

まずは食券購入。

情報がいっぱい。

ラーメン(中) 900円 を。

本日のフォロワーサービスは "コーン" とのこと。

フォローをするだけで貰えるのならフォローすると言うもの。
勿論頂くことにする。

前回訪問時は、タイミングの問題だったのかこのサービスが無かったので、やっぱりあると嬉しい。

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お好みは、前回訪問時に "全て普通" で、なんだかかなり重い印象だったのと、麺もなんだかもっさりとした印象だったので、
麺硬め 味薄め 脂少なめ
で。

提供までにセルフライスを用意。

炊飯器の横にある、"青かっぱ" "辛子高菜" "食べるラー油" もセルフ方式なので、こちらも一通り軽く頂いておく。

普段の食生活もそこまで良いものとは言えないので、こう言う時になるべく摂取品目を増やしたい所存。

卓上も充実。

硬めということもあって、かなりのスムーズ着丼。

スープの色合いとコーントッピングと言う部分から "味噌ラーメン" っぽく見える。

まずはスープ。

味薄め脂少なめ申請は初めてだったので、あっさりし過ぎないか少し不安だったが、これでも十分、むしろこれでもちょっと重いくらいには杞憂だった。
そう言う部分でも、消去法的にも必然的に、自分には濃さ的にこの店では「味薄め 脂少なめ」しか選択肢はないかも。

後から来たちょくちょく訪問してそうな大学生グループも、味薄め脂少なめ率が高かった。
それくらいには、重めの店と言う認識で大丈夫そうだ。
と言うかこの感じから考えると、濃い目重めは間違いなく過多な気がする。
高血圧待ったなし。

そして、なんかザラついた舌触りが特徴的。
極端に言えば魚粉が混ざっているような?
これがいわゆる食べるスープと言うか。
ご飯もかなり進む。

麺は全粒粉っぽい感じで、舌触りがなんかザラッとした特徴が。

カタメ仕上がりでより顕著に感じるかも。
なんだかスナック感と言うか。
これがなかなか良い。

既製品感のある特徴のない麺を提供する店も多いが、こう言うなんか特徴的な麺を出してくれる部分は個人的に好印象。
自分が二郎が好きな理由もそこにある。
麺のオリジナリティは自分にとって結構大事なポイントかも。

硬さもカタメで正解かな。
スープが結構重いので、硬い麺の方がメリハリが付くと思う。
柔らかめだと、重さに拍車がかかって全体的にもっさりとぼやけてしまいそう。
メリハリも個人的に割と重要なポイント。

ほうれん草はスープに溶かし込んで茹でて馴染ませるのが吉。

ほうれん草が柔らかくなるのは勿論、その水分が溶け出すことによってスープの重さが少しでもマイルドになることを期待。

チャーシューはスモーキーな味わいが想像以上に効いていて、臭みもなく旨い。

前回は筋張った部分がありそこまででも無かったが、今回は良質部位で当たり。
家系って何の変哲もないチャーシューの場合も多いイメージがあるが、こう言う特徴的な部分も個人的に好感触。

コーンは、その素材の甘味が結構良い仕事。

スープが重いので、このコーンの存在が思いの外清涼剤に。
そして粘度の高いスープのおかげで下手に沈み込まず、意外と麺にも絡むように食べることができた。

コーントッピングといえば、ラーメンショップ高田店の味噌ラーメンだが、あちらはスープがクリアなので気付くと底に埋没してしまって絡むことなく最後にサルベージする形になっていて、ラーメンにコーンってそこまで魅力に感じるトッピングでは無かったのだが、ここまでコーンが合うラーメンは初めてかもと改めて思った。

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海苔はそこまでパリパリ系ではない。

けど、個人的にスープでシナシナにして食べたい派なので問題なし。

結局ご飯は、こんもり盛り2杯に普通盛り1杯。
中盛りのサイズ感も悪く無かった。

完飲。

3度目の訪問にして、ようやくこの店の食べ方が分かった気がする。
前回、自分には重過ぎて足が遠のいてしまっていたが、やはりカスタム次第で割と如何様にもなるなと。
そして、その最適解を見つけないまま足を遠のけるのも勿体ない気もした。
各パーツもしっかりと個性があって旨いし、このエリアの個人的暫定最適解かも。

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