前から気になっていたこちら。ようやく初訪問。
ちなみに、「スペシャル21」という店名は、ちょうど時代が21世紀に向かうタイミングで移転して再オープンさせた時に加えたそうだ。
この長い店の名前にも意味があったのか。
hitomiのLOVE 2000みたいなもんかいな?知らんけど。
ちなみに二郎中山駅前店は坂上折れて数人くらいの並び。
特に特別な限定などはないが、年末の食べ納めしたい人が集まったのではないかと推測できる。
こちらを調査するなら二郎が混んでいる日が良いなと思っていたのでちょうど良かった。
そういえば自分は今年はあまり食べ納め衝動に駆られなかった。空いているタイミングがあるのになぜわざわざ混んでいる日に行くのか?くらいに。
19:46
外待ち4人目に接続。
とはいえ、こちらも少し並びあり。
この店で並びがあるのをこれまで見たことがなかったが、同じく年末食べ納めの駆け込みだろうか?
営業時間は11:30-21:00
ラストオーダーは
20:30
一時間無料の駐車場もあり。
店内にて駐車券にハンコを押す必要があるらしい。
まずは食券購入。
スペシャルラーメン(中盛) + ライス(S)
で。
店内満席。
思いの外店内広くて、後方に待合席あり。
スタッフも二人で忙しそうで、特に案内される様子もないからどうして良いか分からなかったので、勝手に一番奥で座って待つことに。
ちなみにこれ、ラーメンゼンゼンでやったら怒られる行為。
店ルールって難しいよな。
酒井製麺。
思いの外木造を全面に出した店内。
上にテレビ。
なんだか地方のロッジっぽい。
店内、おそらく噂のスペシャルラーメンの揚げネギっぽい香ばしい香りが。
この香りはなかなか良いな。
その後も結構客が入ってくる。
集団客やサラリーマン風の常連っぽい人が多い。
そして集団できているうちの一番年配であろう人が席を立ってうろうろするのが微妙に気になる。
厨房の奥に年末年始の営業案内が。
12/30まで営業。
12/31、1/1、1/2、1/3で休みらしい。
この情報は店舗外に置いておいて欲しい。
ここでしか確認できないのってリピーターに向けたものでしかない。
割と強気か。
そしておばちゃんスタッフの "SPECIAL21" Tシャツちょっと欲しい。
道路側の一番左奥の席へ。
大分古そうな柳沢慎吾のポスター。
あばよ!!
卓上はテーオー食品。
つばき食堂で見たやつ。
他にもお酢的な物やフライドオニオンっぽいものもあったが、隣の席の前だったので手が出せなかった。
そういう部分考慮して欲しい。
カウンターは10席くらい。
しかし回転は結構遅い。
というか一杯一杯作るのに結構時間かかってるイメージ。
ラーショなら一瞬なのだが。
というか中山二郎よりも遅いと思う。
中山は見た目結構並んでいたが、下手したらあっちの方が早かったかも?とかってちょっと思ってしまった。
まぁこっちは店内待ちなので快適なのだが。
まぁ厨房でも見てる。
モヤシの湯切りが結構豪快なのだが、割とこぼれまくってる。
そして何かの黄色っぽい液体を厨房にドバッと思い切り捨てるシーンがあった。
何だったのだろうか?
厨房内床部分の網は液体系の何かを直接流して良い仕様になっているっぽい。
湯切りは平ザルで、ザルを持つ手と逆の手を大きく振りかぶるような形でキレの良いフォーム。
熟練の技を思わせる。
そんなこんなでようやく着丼。
ネットの画像で良く見かけるやつ。
このビジュアルのラーメンって他に見たことがないので覚えていた。オンリーワンだと思う。
正直ネットで見た目はあんまり惹かれなかったのだが、いざご対面すると、揚げネギの良い香りが立ち込めていてこれは美味いやつだと分かる。
スープは表層透明のアブラ成分と分離、掬ってみると透明度の高い醤油。コクが良い。
麺は結構柔らかめ。
しかし丁寧に茹でられた感じが分かる。
硬さ申請とかできたのかしら?できるのであれば時短のためにも固めでも良かったかもしれない。
一足遅れてキムチ納豆ご飯。
そういえばご飯を頼むとキムチ納豆がついてくるっていう案内はどこにも見かけなかった。自分は予習済みだったので慌てることはなかったが(むしろこれを検証したかった)、もうこの店ルールとして長く定着しているのだろう。
噂ではキムチを使っていないとのことだが実際とのところ、これは刻んだ玉ねぎか?
これがラーメンとよく合うとの噂があったが、なるほど。
特に揚げネギとの相性がいいなと思った。
辛み成分とネギが相乗効果で食欲増進。
そしてトロミ成分とネギがネギ由来のトロミを手助けするようで、解像度が上がる感じがする。
玉ねぎも、蓮爾のたまラーメンしかりラーメンによく合う具材だと思う。
プレーンのご飯ではここまでには至らなかったかなと思った。
よく出来てる。
家系でもお馴染み、スープに浸した海苔ライスもなかなか。
主要なトッピングはモヤシなのだが、これだけ見ると二郎インスパイア感。
ワカメはラーショの高田店でも見かけたが、かなり厚めのでかくて立派なやつ。
ワカメトッピングするならこれくらいの存在感は欲しい。
そして、予習済みだったので特に慌てることはなかったが、底の方にでっかい豚が。
厚みもなかなか。
二郎の豚くらいはあるボリュームだが、豚そのものは、二郎というよりもラーショの二ツ橋店っぽい豚な印象。
これだけ厚みがあるからどうだろう?とも思ったが、これがかなり柔らかい。うまい。
完飲。
これはネギラーメンで有名なラーショとは全く異なるラーメンだと思った。
ラーショのくくりにはなっているが。
割とオンリーワン感。
食後の多幸感が結構持続してくれるタイプ。
良いラーメンだった。