カメコ二郎

ラーメン二郎を中心に食べ撮りの痕跡置き場。カメラを持って二郎に行きます。

ラーメン二郎 生田駅前店 - 2025年二郎初めは生田から。噂の "Ninniku Jan" は鏡餅を彷彿とさせる縁起物メニュー。二郎流のおせち料理。二郎初めにふさわしい一杯。間隔が空いた分、改めて替えの効かない別次元の食べ物だと再認識。

新年に入り、早くも月の三分の一が過ぎた頃。
ようやく二郎初めの機会到来。

場所は生田駅前店。
ちなみに、2024年の最後の二郎、かつ最後のラーメンも生田だった。

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それから約半月。
ここまで二郎そのものが空くのは本当に久しぶり。

生田に終わり生田からの幕開け。
楽しみや。

20:51

車庫エリアに入らないギリギリ、11人目くらいに接続。

新年三が日は、この車庫エリアから大幅に溢れ返るほどのえらい騒ぎになっていたらしいので、それを思えば良心的。

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まぁここまで時間も経つと通常運行に戻ったってことかな。

7人ロット、ギリギリ滑り込みならずの自販機前待機。

結果として最終ロットに。

食券購入。

いつも通りの 小ラーメン に加えて、年明けから販売開始されていた噂の

Ninniku Jan ニンニク醬 (100円)

も、せっかくなので試してみる。

食券機で言えば、"小豚入り豚4枚" と "ミニラーメン麺半分豚1枚” の間にある "美容外科医の名刺" のあるボタン。

食券見せてくださいタイムにて、

薄味 油抜き カタメ 申請。

着席と同時に、食券確認の助手さんより改めて「薄味 油抜き カタメ」確認。
確か以前も後で確認して頂いた助手さん。

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あの時よりもしっかりと内容を認識している感じがあって、信頼感アップ。

カタメは自分一人だったので、最速コール。

ヤサイ ニンニク少し アブラ少し カラメ少し

ここでふと、SNSなどで、Ninniku Jan は 結局ニンニクなので、コールニンニクとの併用は基本お店側もお薦めしていないと言う情報があったことを思い出した。
必然的に、「全部」コールだと自動でオミットされる模様。

夏の大ヒットメニューだった "冷やし" で言う所のアブラコールと同様。

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そこで、助手さんから改めて、

「Ninniku Jan は、ニンニク少し の10倍ほどのニンニクが入りますけど、それでもコールニンニクは別で改めて少し入れますか?」
「Ninniku Jan の量は通常量で良いですか?」

と言った類の確認が。

なので、
コールニンニク → オミット
Ninniku Jan → 通常量
で申請。

これに関しては予習済みだったので、このメニューを食べる機会があったらニンニクコールはオミットしようと思っていたのに、、、単純に自分の失念である。
お手数おかけてしまった。

と言うことで、改めて着丼。

ヤサイの山の上に鎮座する Ninniku Jan。

まるで鏡餅の上に乗せられたみかん()のような。

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見栄え的にも縁起物。

二郎流のおせち料理と呼んで良いかもしれない。

まずはアブラサラダから、、、と行きたいが、丁度アブラの上に Ninniku Jan が乗っかっているので、アブラを食べようと思うと同時に漏れなく Ninniku Jan も付いてくる仕様。

ひっぺがすのも溢れ落ちそうで怖いので、Ninniku Jan アブラサラダ と言う感じで。

Ninniku Jan 自体は、想定していたよりも辛味はなく、意外とマイルド。
角の取れた味わいで、普通にそのまんまでも食べられる。

焼肉のタレとか、ニンニク味噌的な調味料って感じ。
焼肉とか生野菜とかにも合うと思う。
普通に調味料としてスーパーに置いていても違和感のない感じ。

ニンニク少しの10倍量くらいのニンニクがここに詰め込まれているとのことだったが、デフォルトのそのままの刻みニンニクの方がよっぽど棘のある感じ。

大量ニンニクと言うことで、以前に上野毛店で、少しではなくノーマルニンニクコールで起きていたような、アトピーによる痒みなどがどうなるか、少しだけ懸念があったが、結果としては全く問題無くて良かった。

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食べ方とか食べ合わせ、暑い季節じゃないので汗を必要以上にかくことがなかったからかなとも思う。

スープに溶かしても良い感じみたいな情報もあったので、それは最後に味わうとして、最初はプレーンな状態のスープを。

薄味油抜き仕様とは言え、しっかりと重心は低く、醤油の深みのある味わいに唸れる。

しかし落とし込まないように食べるのは結構気を使う。
慎重に食べ進めなければならない。
つい何も考えずにがっつきたくなる気持ちを抑えるのを、なんとか我慢して食べ進める。

カタメ仕様の麺は、ほのかな甘みと、スナックのような小気味の良い食感が、パイを思わせる。

この麺を格子状に並べてオーブンで焼いたら、パイになりそう。

絶対に旨いと思うし、二郎の後のデザート的にも、是非開発して欲しい。
直系二郎が提供するデザートメニューなんて、多分即売り切れ必至の最強メニューになりそうな気がする。

豚は、何の変哲もない生田らしい部位。

しかしこれが本当に好き。

終盤気付けば、ほのかにチゲ鍋のような味わいのスープに。

これはこれで良き。

完飲。

体感量は少し多く感じた。
普通に平均量だとは思うが、久しぶりの二郎で、自分の胃がまだちょっと温まってない感じもあり。

Ninniku Jan に関しては、好きなタイミングで好きな食べ合わせで食べるには小皿スタイルの方が良い気もしたが、上に乗っける鏡餅スタイルの方がおせち料理として見栄えがするのでこちらを選択したのかなぁとか。

しかし、こう言う小品系メニューは、バランスを俯瞰しつつ、最適なタイミングで落とし込んでいくことにリソースを働かせながら食べる必要があるので、自分はそこまで得意ではないかもしれない。

凄く無駄なタイミングで使い切ってしまって、後で「あぁこれと食べ合わせたかった」ってなったり、必要以上に温存しすぎて、最後にドバッと使って濃くなりすぎたりしたら勿体無いと思ってしまうので。

まぁ多くの人がそんなことを考えていないのかもしれないが。

と言うことから、自分にとっては一度食べたらもう良いかなって言う感じではあったが、縁起物と言うことで、このタイミングで食べられたことは経験値として最良。
二郎初めにふさわしい選択。

しかし、改めてこれだけ間隔が空いて二郎を食べると、他のラーメン、いや他の全ての食べ物ではでは得られなかった、超越した何かを摂取できた気がする。

覚醒する感じと言うか、改めて血が巡り始めた感じ。
もはや全ての食べ物から一線を画してる、替えの効かない別次元の食べ物だなって再認識。

ようやく今年も始まった感じ。
改めて、これが食べたかった。

こう言うブログをしている者としては、今年はいささかスローなスタートとなったが、まぁ今年もあくまでもマイペースに、自分が求める理想の一杯を模索しつつ食べ進めていきたい。