カメコ二郎

ラーメン二郎を中心に食べ撮りの痕跡置き場。カメラを持って二郎に行きます。

ラーメン二郎 上野毛店 - 硬さ「デフォルト」久々確認。旨いは勿論、箸馴染み良く啜りやすく各パーツとの馴染みも完璧。豚は、直径自体は小ぶりだが、厚みが物凄い3塊。もはや積み木。アブラは最高潮にフヨフヨ。油抜きスープは醤油の旨みがダイレクトアタック。各パーツ本当に良い仕上がり。この人間臭いブレこそが二郎。

21:29
まずまず良い並び。

大ラーメンを。

21:51
「外5人まで食券見せてください」とのこと。

自分はこの時4人目だったのだが、咄嗟に食券をどのポケットに入れたのか分からなくなって焦る。
モタモタしてしまった。

この時に、宣告スルーの大ラス常連さんが列外に待機しているのを確認。
店側の刺客となり、並び客の数数え係となり、15人ほどと言う情報が。
自分が接続した時よりも、いつの間にか伸びている模様。

その後に宣告係として最後尾に。
もはや完全に中の人。

さてこの日は、前回の反省から、硬さを最近は「カタメ」だった所を「デフォルト」で、久しぶりに検証するのが課題。

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デフォルト麺は、去年の11月くらいに一時的に殿堂入りとしようと思ったが、やっぱり「カタカタ」、やっぱり「カタメ」と遍歴してきている。

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優柔不断な性格なので、定期的に嗜好が移ろいでしまっている。
まぁこうして色々と試せるのも、店側が公式に許容してくれている上野毛店ならでは。

と言うことで、今回は「油抜き」のみの申請。

21:59
カタカタコールタイム。

22:01
我のデフォルトコールタイム。

これまでのデータから、

カタカタ → 約2分 → カタメ → 約2分 → デフォルト

と言うインターバルのイメージだったので、カタカタの後のデフォルトは約4分後くらいかなと、まだのんびりできると思っていた所だったので、少し焦る。
カタカタからまだ2分しか経っていないので、これまでのデータからするとカタメと同等なイメージだが、果たして。

普段自分がカタメにしていたので、オートカタメが発生した説。
デフォルトの場合に、あえて「麺普通で」とか、基本的には言及しないので。

ヤサイを普通で食べたい時に、「ヤサイ普通」と言うコールをしないのと同義。

今回のロット、カタメ不在だったのと、もう次で最後のロットだったので、単に巻きでもう終わらせたかった説。

夏だから温度が高いし、茹で時間も全体的に短くインターバルも短くなっていた説。
自分が各仕上がりのインターバルを計測していたのは寒い時期だったので、夏時間はまた違ったりするのかもしれないので、また改めて計測してみたい。

まぁ色々あるけど、こうしたとってもアバウトな部分こそが二郎の魅力。
二郎ほど人間味のある外食店はない気がする。
こう言うライブ感、機械やAIでは到底醸し出せない。

コール順は、前回の反省から「少しファースト」で。

ニンニク少し アブラ少し ヤサイ

まぁスムーズに。
この店ではもうこれで全く問題ないし、これで定着させたい。

着丼。

ニンニクは、先日のまだ記憶に新しい、「オンザ豚」仕様。

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ニンニクをスープになるべく溶かしたくない派の自分にとっても、機能的なグッド盛り付け。
見栄え的にも風情あり。

アブラコールは、「少し」とは言え結構しっかり。
ヤサイの天辺から雪崩が起きて、アリーナも4分の1程埋めるような形に。

ピザーラで言えばクォーターシリーズ。

www.pizza-la.co.jp

ドミノピザで言えばクワトロシリーズ。

www.dominos.jp

まぁこの店のアブラ「少し」は、正直そこまで少しではないが、それはそれでこの感じが好き。

アブラ係は店主さんなのだが、コール確認係の助手さんに「アブラ少しアブラ少し」と指示されつつ、「ちょっと入りすぎちゃったな」みたいなアバウトさ。
まぁあのお玉では、注ぐ匙加減が結構難しそうだし、全く問題なし。

この日はとっても良いアブラ。
フヨフヨ加減も最高潮。
綿菓子よりもフワフワ。

口の中で、仄かな甘みとジューシーさと潤いが儚く溶けて消える。
この世に存在する全ての食べのもの中で、最もフヨフヨな食べ物じゃないだろうか。

油抜き仕様のスープは、醤油の旨みがダイレクトアタック。

強烈だけどマイルドでウォーム。
解像度の高いホンモノのスープ。

麺は、その茹で時間から少し懸念があったが、いつもよりも確かに柔らかめ。

この柔らかさ加減、久しぶり補正もあったかもしれないが、めちゃくちゃ良い感じ。

ジロリアンの半数以上が柔らか派な気がするが、それが確かによく分かる仕様。

箸馴染みも凄く良いと言うか、引っ張り出しやすいし、とにかく啜りやすい。
各パーツとの馴染みも完璧。
これがデフォルトたる所以を、改めて確認させてくれた。

暫く、またデフォルトで観測していきたいかも。

豚は、直径自体は小ぶりだが、厚みが物凄い塊が3塊。

もはや立方体。もはや積み木。

それでいてしっとりと解ける柔らかさ。

ネ申 月豕 。

隣の空いた席には、タイミング良く、もはや中の人の常連さん。
一時期金曜日しか訪問できなくなくなっていたと伺っていたが、最近はまた週2,3は安定して訪問できているようで。

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たわいも無いこうした常連さんとのちょっとしたやり取りも、また味わいを深くする。

スープは、前回の反省から、ほどほどの所でストップ。

この店の大ラーメンのスープは本当になみなみあるので、結構飲んだとて割と余ってしまっているように見えてしまうかもだが。
逆に言えば、薄味が殿堂入りの時は毎回飲み干していたので、こんなにスープを飲んでいたのか、とも思ってしまう。

勿体無い症の自分としては、提供して頂いたものは残したくないと言う思いがあるので、この辺りの匙加減がどうにも苦手かもしれない。
いっそ「スープ少なめ」とかどうだろうかとか、今後の課題としてちょっと思いつきで考えてみたりしている。

まとめだが、この日は各パーツ本当に良い仕上がりだった。
これだけ食べていると、正直ブレているなと思う日もあるけど、こういう日があるからやめられない。
この人間臭さ含めて、とても良い二郎でした。