21:38

5人目と言う良タイミング。

心の中で「ぃよし!」とガッツポーズ。

待機中、換気扇からの生暖かい空気が美味しく感じるようになっていることに気付いて、季節を感じる。

大ラーメン。

油抜き 薄味 カタメ
申請。


ニンニク少し アブラ少し ヤサイ
コール。
着丼。






丼中央にこんもりと、お椀で丸く盛られた炒飯のようなヤサイ。
そしてその下には、絶対に旨いと確信させられる豚がチラリと。
ビジュアルからして期待しかない。
とりあえずスープを確認。

醤油のキレは、前日とはまた変わって、落ち着き気味で、優しくマイルド系。
これは、前日に学習したばかりの、ヤサイを先に食べてしまった方が良いパターンかも。
と言うことで、アブラサラダ先行で。

キャベツ多めでアブラとの絡みも文句なし。
ヤサイを掘り進めていけば、恐らく盛り付けられた当時の状態保管豚に遭遇。

側面の色付き具合から、まるでパウンドケーキの切り出し。
3枚とラッキーデイで、綺麗な盛り付けに否が応でも上がる。
とりあえずヤサイ優先はここら辺にして、豚もスープへの漬け込み余熱調理優先で一旦スルーして、麺タイムへ。

この日もカタメ麺は文句なしに旨い。
ここの所の安定期は本当に信頼できる。
沈ませて、ある程度余熱で育てた豚は、もう見た目からして旨い。

3枚揃えば舞茸の様相。

多分天ぷらにしても絶対に旨い。
赤身ながらにしっとりホクォホクォ。
側面の色濃い部分は気持ちジューシー。
流石に旨すぎる。
完全に良質部位で大感謝。
そして後半、何やらぶっとい麺を発見。

通常の2、3倍くらいはありそう。
テボザル内でのお湯の通りにばらつきでも出たのだろうか。
お味はというと、なんだか「ちくわぶ」みたい。
もちもちとした独自の食感で、通常の麺とは全く異なる。
どこか郷土料理を思わせる感じもあって、これはこれで箸休め的にも、なんだか良い感じ。
さて後半、自分の理想よりも気持ちスープが薄めになってしまったかも。
ヤサイの温存量をもう少し減らしても良かったかもしれない。
これまで温存派だった自分には、無くしてしまうことが結構怖い部分があって、ついひよってしまった。
とは言え、意識すらしていなかったこれまでだったらもっと薄まっていた気がするので、少なからず良い結果。
まぁこの辺りは、もう少し数をこなすことで、意識せずとも理想の当たりが付けられるように要特訓かな。
とは言え、ヤサイも麺も豚も、基本的にはかなり上ブレのため、差し引きするまでもなく全く問題なし。
今回の反省がうまく機能するようになれば、もはや「下ブレになる事などなくなる」のではないかと、上野毛に対してはもう明るい未来しか見えなくなっている。
完飲。

スムーズな並び、提供から、最高状態のラーメンまで、良い部分しか無かった。