カメコ二郎

ラーメン二郎を中心に食べ撮りの痕跡置き場。カメラを持って二郎に行きます。

ラーメン二郎 上野毛店 - 21:30にて宣告人を任されるも、しれっと1名入場を許してしまいモヤモヤ。スープはラストロットらしく緩くて穏やか。ヤサイは在庫切れにてほぼ低山。代わりにバケットの端から8cmくらいをそのまま切り出したような端豚。興味深い新人教育BGMスープの後処理編を聞きつつ堪能。

21:27
24人目くらいに接続。

前日に家系を食べたが、二郎自体は一週間以上食べられていなくて、少し禁断症状気味なので接続。

www.camekojiro.com

この日は火曜日だが、火水木曜日は、月金土曜日に比べるとそこそこ空いているイメージだが、夏休み明け大学生復活期間と言うか、それでもこの並びなので、食べたかったらこれくらいの並びは覚悟の上な期間突入という感じか。

21:30

ハキハキした喋りの助手さんが並び確認にいるなと思ったら、「毎度ですね」とお声掛けの上、「これ以上並びがあったら切っちゃってください」と。
宣告人を任命頂く。

一歩出遅れると自分が切られる側だったので危なかった。

火曜日でも21:30で宣告。
暫くこの混み合い期間は、これくらいの時間をデッドラインと考えても良いかもしれない。

しかしこの並びにおいて、最後尾は、後ろに地獄集団が絶対に接続しない安心感で快適。

少し前方には、近くでソロで控えるにはちょっと精神削られそうな集団客も見えるので、下手に前方よりも気楽で良い。

宣告人と言うことで、こちらに歩いてくる人にいつもよりも軽く意識を注意しつつ待っていたが、この時間にこの道を歩く人はみんな上野毛のお客様かな思ってしまったりもするけど、意外とそこまででも無い。
それでも4人くらい切る形となった。

21:57 付近。
この店の客として並んでいるにしては離れているし(4,5メートルくらい)、つかず離れずな感じの男性が現れる。

ふと様子を見ようとすると、スマホに目をやったり、道路側を向いてふらっとしてみたり、なんだか話しかけられるのを避けているようにも見えるし、考えようによっては誰かと待ち合わせか何かなのか。。。

客だったら宣告するべきだろうけど、客じゃなさそうな可能性もあるし、、、と、保留にしておく。

残り4人くらいのところで食券購入。
大ラーメンを。

暫くしてラストロットの準備か、自分の前の人までの「食券見せてー?」タイム。
店内から「大 薄味 カタカタ」ってワードが聞こえて来た気がしたが、自分は特に食券提出していないけど、そのつもりで進めてくれていると察する。
ありがとうございます。

店内入り口手前、残すところ自分一人待機という状況にて。
この店、さっきのように、入り口手前3,4人くらいまで食券見せてータイムがある場合があるので、それに間に合うくらいで食券を買う、と言うざっくりとした目安がある。

つかず離れずな男性はまだそこに佇んでいるが、客だとしたらこのタイミングで食券を買ってもおかしくないはず。
しかしそのそぶりを見せないと言うことは、やはり客じゃなかったな。と。
下手に声をかけなくて良かった。

そうこうしていると、退場客が現れたので、入れ替わるように入場。
そして一応改めて「薄味 カタカタ」申請。

ふと一息ついて食券機の方を見ると、あろうことか、しれっと、つかず離れず佇んでいた男性が入場して食券購入している。

「ぅおーーい!」「いや、退場!」って叫びたくなった。

察するに、最後の最後まであたかも客じゃないです感を醸し出していたのは、やはり宣告されるのを逃れていたのだろう。
それで、何も知らずに食券を買ってしまったからには、返金するのも面倒なので、食べて行きます?みたいな空気を作ろうとしているのかなと。

しかし、店もこの事態を予測していたのか、何も取り乱すことなく、宣告することもなく入場を許して、かつ話しかけたりして常連っぽい。

常連っぽい部分からも、食券を購入するタイミングは把握しているだろうことから、やはり確信犯かなと。

在庫大丈夫なのかな?とか思ったりもしたけど、常習犯っぽいところからして、店側ももうそれを見越した上で一人分くらいバッファーを残して宣告していたのかも。

 

とりあえず思うこと。

宣告人としての仕事を全うできなかったこと、ただ申し訳ない。
大将やスタッフさんたちは何食わぬ顔で対応してくれていたが、宣告できてないやないかいって思われているかもしれないが、客かどうかの判別が難しかったので。。。とりあえずこの場を借りて言い訳とさせて頂きたい。
こんなブログに辿り着く可能性は極めて低いとは思うが。

あとは、実際に宣告してしまった人に顔向けができない。
もう一人分食べられたのであれば、そのしれっと入場した男性ではなく、自分が言い渡した方に食べてもらいたかった。

そう言う意味でモヤモヤしてしまった。
常連客っぽいし店側が強く言えないのであればこそ、同じ客としてすっぱり宣告してあげたかった。

次回もし機会があったら、迷うようなら一度声をかけるようにしよう。
結局モヤモヤしてしまうのは自分なので。
まぁそうそう宣告人になる機会なんてないのだけど。

色々考えていると、そう言えば以前にも何回かこの方見たことがある気がする。
自分も割とラストロット付近で訪問することが多いので、その時もなんとなくその手口だった気もする。
まとめると、宣告後、ラストロットの後のバッファー一杯をしれっと食べる男。

そう言えば、上野毛店のXを検索していると、持ち込みしている常連っぽい人もいるけどアレも正直良くないと思うし、平気で人の顔をアップしたり、ちょっと不思議系な常連さんも少なからずいるのかもしれない。
自分も昔路上ライブに明け暮れていた頃があったが、不特定多数の中には少なからずちょっと対応に困ってしまうお客さんがいたなぁってことを思い出した。
今回の方もその位置付けな気がする。

商売をしていたら、まぁそれは色んなお客さんいるんだろうなと、色々お察しします。

 

さて。
この日は元蓮爾助手さんとシュッとした助手さん不在。
ハキハキした喋りの助手さんと新人さんと大将による編成。

暫くしてコールタイムが始まり、自分と同じロットでカタカタの人で道路側の席だった人からのスタートだったが、トイレに行ってて困ったなぁって言う時間あり。
そこで、繰り上げて自分のコールタイム。

「えっと、ニンニクヤサイで、アブラは少しですよね」と。

夜帯の助手さんは一通り自分の申請&コールを把握して頂いてありがたい限り。

「ヤサイはもう少ししか無いんです」との事。

まぁ宣告があったくらいなので在庫はもうないのだろう。
「全然大丈夫です」と。

この日の最後の発注BGMでは、モヤシ76、豚が56とかだったかな。
モヤシの方が豚よりも多く発注していることに、毎回そうなんだってなる。
あと、改めて数字にするとエグい。

と言うことで、

アブラ少し ニンニク ヤサイ

着丼。

案の定ヤサイの盛りは控えめの低山。

しかしその分、豚が見るからになかなか。

とりあえず実食。

スープは、ラストロットらしく緩くて穏やか。

キレッキレな日もあるが、久しぶりの二郎にはこれくらいが丁度良い。

ヤサイが控えめな分、何も丼からコロリンする要素が無いので食べやすい。

ニンニクをヤサイの上に避難してガーリックヌードルとして。

ズバズバいくのが本当にうまい。

豚は、全体的にゴッロゴロしたものが3塊。

中には、バケットの端から8cmくらいをそのまま切り出したような端豚もいいところ。

www.cotta.jp

豚マシせずともデフォルトでこの量でこのお値段。(850円)
中山駅前店や横浜関内でも値上げが発表される中、心配してしまうくらい、良心的にも程が有る。

丼内も終盤に差し掛かる頃、発注も終えた大将は、普段なら片付けを助手さんに任せて先に帰るところだが、この日は新人さんの様子が気になったか戻って来て客席から指示出しを。

スープの後処理について語っていたが、残り結構溜まっていると、ある程度捨てないと翌日重くなってしまうらしい。
透明感のある澄んだ奥行きのあるスープはこう言う絶妙な匙加減で出来ているんだなぁと、しみじみと納得。

捨てる角度とか、センチ単位でどれだけ離すかとか、色々詳細があるらしい。
なかなか興味深いBGMだった。

完飲。

やはり野菜が少なかった分、いつもよりも体感量少し控えめだったかも?

自分はどちらかと言えば、ポーク系ではなくベジタリアン系ジロリアンなので、もう少しヤサイ成分欲しかったなぁと言う気持ちもあるが、これはこれで豚を押し出した一杯で、またいつもとは違った顔を堪能できた。