20:59
坂2/3くらいに接続。
金曜だし混んでいるかとも思ったが、限定2週目と言うこともあってか、比較的控えめ。こちらとしては助かる。
と思っていたら、すぐ後ろに接続した2人組が無駄によく通る声で、どうでも良い会話を聞かされる状態になって正直きつい。
さてこの日は、先日考察したつけ麺の食べ方を試したくて、今回もつけ麺狙いで。
事前申請にて、
小 薄味 ピリ辛!カレーつけ麺
食券購入にと向かうと、ロットが乱れていたのか、退店者がこのタイミングでドバドバと。
基本は食券購入してまた持ち場に戻って待機する感じなのだが、この日はそのまま店内へ。
入ってすぐの角席。奥側。
コールは、いつも通り + 福神漬け
ニンニク少し アブラ少し カラメ少し ヤサイ 福神漬け
まずはスープ丼着丼。
見るからにほぐし豚がわんさか。
ここまでぱっと見で大量に目視できるのは過去一ではないだろうか?
ありがとうございます。
福神漬けも見目麗しい。
そして麺丼着丼を待つも、同ロットにてもう二方つけ麺だったのだが、その方達が着丼してから暫く経ってあれ?っと思った頃に着丼。
ちなみに、お二方の一人は大っぽかったけど、スープ丼自体は小と変わらずなのかも?
それを思うと、同じ大でもつけ麺よりもラーメンの方が相対的にお得だったりするのだろうか?と、ふと考えてしまった。
さておき。
先日の反省から、今回は一貫して "つけないスタイル" を。
とりあえずはスープを確認。
じんわりとスパイスが効いた、表題の通りピリ辛なスープは体が温まる。
単純に飲める。
普通に "スープカレー"。
そしてアブラとニンニクとほぐし豚を麺丼へ。
アブラは実態の無いタイプなのだが、「少し」コールも手伝って、移しているうちにほぐしの影に隠れて存在が無くなってしまった。ニンニクも同様。
ニンニクとアブラは、どちらにせよスープにあまり溶かし込ませたく無いので、スープ丼の方に見えなくなったと言う事は、移せたと考えて良いだろう。
逆に、それだけほぐしの存在感も大きかったと言うことで、嬉しい悲鳴。
と言うことで、アブラを絡ませた "ほぐし豚麺" がうまうま。
スープで喉を潤しつつほぐし豚麺を食う。
スープに麺を合わせたい場合は、レンゲに汲んだスープに麺をつける形で。
これはこれで悪く無い。
欲を言えばもう少し大きいレンゲが欲しいところ。
あくまでも麺はスープにつけないスタイルで。
カレー味に染まったヤサイで時折口直しを。
カレーコールスローサラダ悪く無い。
大量にあるので惜しみなく、第二の主食としてワシワシいける。
豚は、スープカレーにありそうなホクホクに煮込まれたようなタイプ。
このスープに完璧に調和していた。
これまで少ないながらも食べたことがあるスープカレーにて、その時に食べたのが、ガッツリと煮込まれた、骨付きチキン。
解けるようにホロッと骨から剥がれて食べられる肉。
今回のは、完全にその豚バージョンで再現されていた。
奥行きのあるホクホクでうんま。
気が付けば、これまで半分も食べればスープの熱は奪われていたが、今回は最後までそれなりに熱を維持。
最後の最後で、ようやく麺をスープに落とし込む。
最後の最後は一際濃い成分が溜まっていた部分だが、麺に付着していたと思われる水分によって薄まり中和され、結果として最後まで一貫して同じ濃さで食べられたと言う発見もあり。
そして、麺を入れることによって温度も分かりやすく低下。
とは言え、もう最後だし全然食べやすい温度だが。
これらの事から、麺を入れると少なからずスープもどんどん薄くなって行くし、温度も冷えて行く。
コンディションを保つためにも "つけないスタイル" は理に叶っているなと。
確かにこの日は、中山で食べるつけ麺史上、いつになく最後までコンディションが良かった気がする。
完飲。
ボリューム感も程良く。
単純に "スープカレー" としても秀逸で、本当にうまかった。
スープカレーとして考えても、基本はご飯にかけると言うよりも、それぞれに食べる、ないしはご飯を控えめにスープにつけて食べるみたいな、あまり合わさないイメージ。
このつけ麺も、がっつりスープに麺を落とし込むよりも、それぞれに食べる方が単純にスープや具材をしっかり吟味して堪能できる気もした。
何よりも、最後までスープの熱を温存できた部分が一番大きい。
中山のつけ麺、ここに来てようやくしっくり来る食べ方を発見できた気がする。
"つけ麺" という言葉に捉われていたかもしれない。
実は敬遠していた部分もあったのだが、今となっては、デフォルトのつけ麺やぎょったまつけめんなど、他のつけ麺メニューでも試してみたくてしょうがなくなっている。
ここまで食べて来ていても、まだまだ新しい発見はある。
新しい発見があるのは面白い。
それが二郎。
退店後、近場に住んでいる白猫ちゃんが大人しくしていたのでパシャリ。