先週は、6日連続(9/2(月)-9/7(土))でラーメンと、自分史上かなりラー充していたのだが、この週は打って変わってまだ二郎の機会に恵まれず。
家系の機会は一度あったが、二郎は二郎でしか得られないものがあるので、カウントするにも1/2ポイントくらいになってしまう。
実は月曜日にも覗いたのだが、思いの外並びが伸びていて、先週かなり食べた部分もあって、軽い気持ちで見送ってしまった。
しかしそれ以降来られる気配なく。
こんな事ならあの時に食べておくべきだったと。
最近上野毛店が本当にしっくりと体に馴染む様になって週一は食べたいのだが、スケジュールを考えると、金曜日は混むだろうし、土曜日は昼営業のみなので基本夜行性の自分には選択肢外。そして日、月祝、の定休日を見通せば、この日以外無いなと。
と言うことで、ちょっとスケジュールをねじ曲げて訪問。
21:12
12人目くらい。
客層も落ち着いていてまぁあり。
最近は週の半ばが落ち着いていて良き。
大ラーメンを。
入り口先頭で待っている時ちょっと交差点の方に気を取られていると、ふと店内から「大で、薄味、カタカタ〜」って何度か聞こえてきた気がして、店内に意識を向けると、自分とその後の人のメニュー確認タイムだった。
「食券見せてくださいー」ではなく、既に自分の内容が決まっている状態で話が進んでいた。
助かります。
そして、退場者がいたので入場して空席を探そうとすると、「薄味〜カタカタの方こちらに」とご案内。
ありがとうございます。
ここまで一度も自分から「薄味 カタカタ」と言っていないが、サイレント申請完了。
奥側3人目ということで、今回は調理工程が見えない席なので、着丼まではもう少しかかるかな?と思ってスマホに目を落とした瞬間に、「いつものでいいですか?」コール。
瞬発力で肯定。
把握ありがとうございます。
アブラ少し ニンニク ヤサイ
この日はキャベツ多めの有機野菜デー。
上野毛店のキャベツは、このパステルな黄緑の色合いが可愛い。
中山駅前店の真緑のシュレッダー型キャベツとはまた違って面白い。
フルフルアブラは野菜の天辺だけじゃなくてアリーナにも。
アブラとヤサイでこってり有機野菜サラダが旨い。
ニンニクは十分量。
そして高台に避難。
スープはいつも通りのキレ。
この安定感ほど信頼できるものはない。
寿司でもワサビを多めにつけたい気分の時がある様に、上野毛の麺には気持ち多めにニンニクを合わせたい。
ビターで大人な味わいになる。
この美味さが分かってこそ大人になれる感じ。
ブラックコーヒーが飲める様になる感じに近い部分があるかも。ないかも。
豚は、しっかりと厚みのあるステーキ肉。
脂身のない安定肉質部位。
一番好きな部位で最高にジューシーな仕上がり。
2枚かと思ったら、スープの底からもう1枚。
3枚あればどれかは外れることがよくあるものだが、この日は全て同じく最高部位で最高品質。
完飲。
体感量はいつもよりもちょっときつかった。
しかし、それを食べ切った苦しさからしか得られない充足感。
このボリュームが850円で食べられるのは嬉し過ぎる。
多く感じたのは、ニンニクの高台避難が少し雑で、思ったよりもスープに溶けてしまった事も原因の一つかもしれない。
ニンニクって固形具材と合わせると良い感じに馴染むけど、スープに対しては用法用量を守らないとやたら辛くなるので不思議。
そして薄味派の自分は味が薄い方が量を多く食べられるのだが、今回は溶け出したニンニクによって味が前面に出て来過ぎて、後半ちょっと食欲が落ちてしまった部分あり。
自分の舌の特性に気付く事は、美味しく食べられる様になる秘訣。
まぁ今回は薬膳スープだと思ってありがたく頂戴した。
しかしデフォルトニンニクコールはちょくちょく食べ方をミスる。
ちょっとの油断が命取り。難易度高目。
それでも、うまく食べられた時はめちゃくちゃ美味い。
ニンニク成分で体がほっかほかになるのが分かる。
ニンニクの部分で少しの失敗はあったものの、それ以外は最高に良かった。
やはり上野毛でしか得られないものがある。
これが食べたかった。