カメコ二郎

ラーメン二郎を中心に食べ撮りの痕跡置き場。カメラを持って二郎に行きます。

ラーメン二郎 中山駅前店 - カタカタ麺はいつになくハードでオーションのキレがバチバチ。豚の1つがフワッフワのゼリー脂。これが油抜き仕様でも成立するナチュラル乳化の発生源。スープの油成分はこれで十分。最高の喉越し。マイ殿堂入りカスタムにハマって頂いた常連さんと邂逅。事前申請の順番考察。→ 恒例の「ホタル鑑賞@四季の森公園」癒しコース。

前日に引き続き2日連続だが、機会に恵まれて訪問。

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20:59

なんと2人目。

最近はそこそこ混んでいる時が多かったので、久しぶりにこう言うタイミングはやっぱり嬉しい。

ちなみに、前日に超常連さん達と「また明日」と言って解散の際に、それには自分は保障しかねることをお伝えしたばかりに、やっぱり訪問できたのは若干気まずいかもとかって一瞬思うも、逆にお姿を見ることはなかった。
まぁこの並び状況だったら、滞在時間も短くなり、すれ違った可能性もあったのかも。

さて、前日は汁なしにしたので、この日は普通にデフォルト狙いで。

確認係は久しぶりにTNB助手さん。

「小 薄味 油抜き カタカタ」

申請するも、

「・・・薄味 カタカタ・・・油抜き?」

と、「薄味 → カタカタ」と言う響きがもう馴染みすぎて、この流れでセットと言う形になってしまっていて、間に「油抜き」と言う表現が入るとちょっと耳馴染みが悪そうな感じあり。

まぁ自分も、この3項目の申請をするにあたって、どの順で伝えるのが良いのか、正直決めかねていた部分があった。

家系ラーメンだと、麺の硬さ → 味の濃さ → 油の量 と言う順が馴染みやすいイメージがあるが、二郎には基本的にそう言うものがない。
しいて言うなら、麺の硬さ調整くらいで、味や油に言及する人は少ないと思う。

と言う事から、この流れに沿って麺の硬さを先に伝えた場合、硬さを伝えた段階で、その後に味や油について言及する前に、スタッフさんがもう別のことに頭が処理を始めてしまうことを懸念。

そこで、先に味を伝えて一旦面食らわせてから、その隙に麺の硬さも追い打ちする形で固まったのが、マイオールドスクールカスタムの「薄味 → カタカタ」である。

で、ここに油抜きを加える訳だが、上記の部分から麺の硬さについてはラストが良いかなぁと言う部分と、自分が求めているカスタムの優先順位的に「味 → 油」と言う部分があり、「薄味 → 油抜き → カタカタ」と言うのが良いかなぁと、この時までは思っていたのだが、自分がこの数年培ってきた「薄味 → カタカタ」の呪縛はそう簡単なものではなかったようだ。

この数回は、これまで事前申請にあまり馴染みのなかった助手さんたちだったばっかりに、意外とすんなり通っていた所、大ベテランであるTNB助手さんにこそ馴染みにくかったと言う事態。

踏まえて、「薄味 → カタカタ」はセットにするとして、油抜きを前後どちらに付けるのか?と言う部分だが、上記の部分からして、先の方が流れ的に綺麗かなと。

まとめると、

油抜き → 薄味 → カタカタ

今後はこの流れで行こうかなと。

生田駅前店や上野毛店でもこの3項目申請をしているが、今後はこの順で改めて馴染ませていこうかなと。

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これにて決着。

すっきりした。

道路側奥から2席目。

TNB助手さんが確認係と言うことで、店主さん麺上げ。
久しぶりに見た。

コールはもう「いつも通り」の殿堂入りパターン。

ヤサイ ニンニク少し アブラ少し カラメ少し

着丼して思ったことは、丼の淵から覗くスープが、微妙に白っぽい色合いで、油抜き仕様だけど意外と乳化してそう。

トッピングアブラや、この段階では見えないが、隠された豚によるものだろうか。

行ったことはないが、写真でチラチラと見たことのある、新潟店のようなビジュアル。

ramen-jiro-pc3.com

まぁいつも通りにアブラサラダから。

甘味のある鮮度良好な中山野菜で、文句なしの前菜。
ここでしっかりと胃を馴染ませる。

スープだが、やはり表層は具由来の油成分はあれど、少し底にまでレンゲを入れてやると、油抜きスープ独自の、出汁の旨みを存分に堪能できるスープが喉越し良く楽しめた。

重さも濃さも、自分が求める好みに完璧に合致。

具由来の油成分や、スープ独自の豚の成分が結構しっかりしているので、油成分はこれで十分だなと。
油抜きにして油成分は絶妙に丁度良い塩梅。
改めて殿堂入りを確信。

麺は、カタカタ加減がいつになくハード目。

それの影響か、オーションのキレがえぐい。
口に含んで咀嚼をすれば、ムワッと香り立つ。
めちゃくちゃ好み。
これくらい尖ってくれてて全然良き。

豚は割と底の方に、食券タイトル詐欺の3塊分。

その内の1つがフワッフワのゼリー脂。

これが油抜き仕様でも成立するナチュラル乳化の発生源。

豚のコンディションも最高だったのは、油抜きスープの恩恵もあるだろう。
このゼリー油が、油の入ったスープに溶け込んでたらと思うと、いわゆる脂の油漬け状態を想像すると、あまり油耐性のない自分としては、想像しただけでちょっと胃もたれしそう。

ナチュラルスープで脂を綺麗に整えて余熱調理。
この歳になると、揚げ物よりも、しゃぶしゃぶや水炊きに嗜好が移っていくのと同じような感じ。
おっさんにはおっさんの食べ方である。

この日は全てが美味しかった。

完飲。

平らげて水を飲んで、退店しようとすると、お隣から不意にお声がけ。
何と、自分の殿堂入りカスタムを最近実践して魅力に気付いて頂いたこの店の常連フォロワーさん。

この日もこのカスタムを楽しんでいただけたようで。

マイノリティなカスタムなので、合わない人も多いだろうけど、そんな中で好みの方向性が一緒な方がいらっしゃった事がちょっと嬉しい。


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退店後は、この店からバイクでわずか2,3分程で行ける神奈川県立四季の森公園に。

この季節の風物詩である、ホタル鑑賞に。
個人的にもうこの数年の恒例行事。

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21:30 頃。
北口の駐輪スペース着。

例年出ている案内はまだ無し。
人も全然いない。

一応サイトを確認してみると、6月7日(土)から15日(日)で駐車場の案内が。

sikimoriosirase.blogspot.com

それを考えると、ちょっと時期的には早いかもだし、見頃の時間が20時〜21時と言うことを考えると、ちょっと出遅れたかもしれない。

weathernews.jp

まぁでもついでなので、いなかったらいなかったで。
何となく勝手はもう分かっているので、池の脇の道を行こうとするも、通行止めの案内。

と言うことで、逆側の少し舗装された道から最奥へ。

街灯はなくても意外と明るくて見える。
人によっては怖いと思うかもしれないが。

そこから未舗装の方へと行くと、普通に結構飛んでいた。

沢山舞うような感じではなかったが、1匹2匹をじっくりとしみじみ見る感じで趣があり。

何と言っても、静かな夜の森が本当に心地良い。
気候も適温だし、虫の声が心地良い。
目を閉じれば自然と同化しそう。

なんだかんだで結構見られて満足。

これまでは旬なタイミングを狙って来ていたので、うるさくて趣も半減し、捕まえようとしたりスマホで照らそうとするマナー皆無な輩も現れて目の毒だったので、あえてこうして誰も居ないようなタイミングが穴場だったことが発見。

癒された。
こう言う時間大事。